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ぶくぶくブックレビュー

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新書

【何もない日常を宝物のように感じる】雲と鉛筆

著者 吉田篤弘 【内容】 ぼくは、屋根裏の部屋に住み、鉛筆工場で働いている。大きなものが書かれた小さな本を読み、雲を眺め人生について考える。そんなある日旅立ちの時が来た。 2005年1月に創刊しました「ちくまプリマー新書」は本書『雲と鉛筆』で300点…

【もしかしたら自分も?】発達障害と結婚

著者 吉濱ツトム 【内容】 「コミュ障」でも幸せになれる 2000人のカウンセリングで実証された具体的メソッド ■「結婚できない」心の問題に向き合う 男性の4人に1人、女性の8人に1人が生涯未婚といわれ、婚活がうまくいかず、「恋愛難民」になっている人は多…

【小説の新しい読み方】小説の言葉尻をとらえてみた

著者 飯間浩明 【内容】 筋を追っていくだけが小説の楽しみ方ではない。そこで語られた日本語に注目すると、作者が必ずしも意図しない部分で、読者は、ことばの思いがけない面白さに気づくだろう。『三省堂国語辞典』編集委員である著者のガイドによって、物…

【妻への愛溢れるラブレター】妻に捧げた1778話

著者 眉村卓 【内容】 余命は一年、そう宣告された妻のために、小説家である夫は、とても不可能と思われる約束をする。しかし、夫はその言葉通り、毎日一篇のお話を書き続けた。五年間頑張った妻が亡くなった日、最後の原稿の最後の行に夫は書いた―「また一…

【何者にもなれない中年になりたくない】「若者」をやめて、「大人」を始める

著者 熊代亨 【内容】 気が付いたらもう“いい歳”。 立派な「大人」になれた実感はありますか? リアリティと現実のギャップに戸惑う人びとへ、新たな指針を示す人生論。 人生の選択肢が多様に広がったからこそ、生き方が定まりにくい。 それでも月日は流れ、…

【どげんかせんといかん】英語教育の危機

著者 鳥飼玖美子 【内容】 センター試験廃止で「民間試験」導入、小学校英語、グローバル人材育成戦略…… 2020年、この国の英語教育はどうなる? 子どもたちの未来を左右する二〇二〇年施行の新学習指導要領を見てみると、 この国の英語教育改悪の深刻さが見…

【言葉とビジネス】欲望する「ことば」 「社会記号」とマーケティング

嶋浩一郎/著松井剛/著 【内容】 女子力、加齢臭、草食男子、美魔女、おひとりさま、イクメン、スーパーフード、インスタ映え……。これら、どこからともなく現れて、ある日気づいたら一般化ていたことばを、著者は「社会記号」と呼ぶ。それは世界の見え方を…