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【ゆとり世代の悶々】スクロール

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著者 橋爪駿輝

 

【内容】

ある日突然、女子高生が家にやってきた。僕の部屋の隣に、元カレが住んでいるらしい。うざがられたらいやだから、せめて彼の音だけでも聞きたいのだという。そんな彼女の名前はハル。そんなある日、隣からの物音で目が覚めてた僕は、ハルの元カレが引っ越しをしていることに気づき……(「童貞王子」)

高望みもせず、まあまあで生きていきたい。そこそこの会社にはいって、そこそこの生活をして、そこそこの幸せががあればいいと思っていたのに、人生うまくいかない。就活もうまくいかず、おまけに彼女は友だちに寝取られる、俺、いったいどうなっちゃうんだろう。(「麗しい美しい」)

まぐれで就職できたテレビ局。希望の部署ではなく燻っていた時に、入り浸っていたバーで出会った菜穂と付き合うことになった。忙しい毎日のなか、何とか会う時間を作っていたのだが、ある事件取材のためにかり出されたことから、俺と菜穂の関係は変わっていってしまう。(「スクロール」)

青春時代の疾走感、やるせなさ、高揚感、希望に満ちあふれた表題作含む5編の連作短編集。

 

【感想】

★★☆☆☆

きっとどこかのエピソードで誰もが共感できることがあると思う。仕事に耐えかねて自殺をしてしまったモボ、最初の彼氏のストーカーをするハル、そのハルに悶々とする元カレの隣人の童貞男、なかなか就職が決まらず彼女に浮気される草太、彼氏にプロポーズされるも浮気する女・・・などなどいろんなシチュエーションで悶々としている登場人物が出てくる。ちなみに私はどの人も好きにはなれないんだけど。

ゆとり世代の悶々としている人ならきっとはまれるかも。ちなみに文章はとても読みやすいし、一ページの中にそんなに文章がないので私は1時間もかからず読了。

私はいまいちのめりこめませんでした。

 

 

 

 

 

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