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ぶくぶくブックレビュー

読んだ本のレビューを書いています。

2017年 おすすめ本ランキング

あっという間に2017年も終わりです。

今回は今年読んだ中でのおすすめ本を紹介していきたいと思います。

 

第一位

風と共にゆとりぬ

 

風と共にゆとりぬ

風と共にゆとりぬ

 

 これはエッセイなのですが、本当に笑った!!!

寝る前にベッドで読んでいて、ゴフっとか私が噴き出すので夫が「え、なに、なんなの!」とびっくりしてました。とにかく面白い。

これは前作の「時をかけるゆとり」を読んでからつながっている部分もあるので、是非順番によんでもらいたいです。お笑いすること間違いなし。ちなみに私は眼科の先生とのエピソードが好きですが、留学のエピソードも面白い!「肛門期」も本当に抱腹絶倒間違いなし!

私は朝井リョウはエッセイの前は「何者」だけしか読んでなかったのですが、この本を読んで俄然朝井リョウに興味を持ちました。この人が書いてる本、面白くないわけがない!ちなみに「星やどりの声」で泣きました。

 

*******関連作品**********

 

星やどりの声 (角川文庫)

星やどりの声 (角川文庫)

 

 

 

 

第二位

時をかけるゆとり

 

時をかけるゆとり (文春文庫)

時をかけるゆとり (文春文庫)

 

 ゆとりシリーズは二冊まとめて買いました。

美容室での話、100キロハイク、眼科……どの話もすごく面白かった!!!100キロハイクなんて情景がありありと浮かんできて、そのあとに「夜のピクニック」を読んだのですが、背景にちらちらと出てくるんですよ。バスローブを着てワイングラスもった朝井リョウが!もーほんといい話が台無しです。

 

*******関連作品**********

 

夜のピクニック (新潮文庫)

夜のピクニック (新潮文庫)

 

 

第三位

真夜中のパン屋さんシリーズ

 

 これもよかったですね。止まらなくて全巻一気読みしました。

ポプラ社から出ていて、かつこのイラストの表紙なので「児童書なのかな?」と思いながら買ったんですが、内容はものっすごいシリアス。親に捨てられるという暗い境遇なのですが、自分を受け入れてくれた優しいパン屋さんたちや面白い登場人物たちとの交流で前を向いて頑張ってこうとする主人公に心打たれます。とにかく登場人物がみんな魅力的でした。シリーズ終わってしまって残念です。

第四位

青い鳥

 

青い鳥 (新潮文庫)

青い鳥 (新潮文庫)

 

吃音を持つ先生が、いろいろな生徒と交流していく話です。この先生は自らの経験から生徒たちに「寄り添う」ことを信条としていて、悩む子供たちにいろいろな大切なことを教えてくれます。うまくしゃべれないので「大切なことしか言わない」先生。それだけにこの先生の言葉はとても心に響きます。私もこんな先生に会いたかったな。

若い人に読んでもらいたいと思う作品でした。

 

第五位

青い天使(全9巻)

 

青い天使(1) (講談社青い鳥文庫)

青い天使(1) (講談社青い鳥文庫)

 

 児童書で、全9巻ありますが、とても素晴らしい作品でした。主人公はやっぱり辛い境遇に悩みますが、いっぱい考えて、前向きに道を切り開いてくひたむきさに心打たれます。親子で読んでほしいシリーズです。

詳しいレビューは下記過去記事をどうぞ。

 

piyopiyobooks.hatenablog.jp

 

 

第六位

スロウハイツの神様

 

スロウハイツの神様(上) (講談社文庫)

スロウハイツの神様(上) (講談社文庫)

 

 躍り出ました!

最近読んで素晴らしかった本です。泣けます。感動します。

感想は過去記事をどうぞ。

 

piyopiyobooks.hatenablog.jp

 

 

 

第七位

満願

 

満願 (新潮文庫)

満願 (新潮文庫)

 

 夏に文庫が出ていたので待ってましたと購入!

短編集なのですが、どのお話もオチが秀逸でした。全体的に後味の悪い話が多いです。特に好きだったのは「夜警」と「満願」です。

 

 

 

第八位

教団X

 

教団X (集英社文庫)

教団X (集英社文庫)

 

 読んでみたかった作品で、こちらも文庫化されたので購入。

最初の半分は性描写も多く、読むのがなかなかきつかったのですが、最終的に素晴らしい作品でした。というか私はスケベ爺の自由奔放な宗教団体に入りたいとまで思ってしまいました。

最後に立花が高原に言った言葉、「人生っていうのは、比べるものじゃない・・・」この台詞に私は感銘をうけて、そしてすとんと腑に落ちるようなものがありました。

でもこの本は読む人選ぶかな。読めない人もいると思います。

 

第九位

凍りのくじら

 

凍りのくじら (講談社文庫)

凍りのくじら (講談社文庫)

 

 最終的にSF、スコシフシギなお話でした。主人公理帆子には割と感情移入できてしまった。理帆子の恋人だった若尾に関してはイライラするとともある意味の怖さもあり、けれど若尾を突き放せない理帆子にも私は理解してしまえた。

末期癌で入院中の母との関係。ひょんな事で知り合った郁也と多恵。そして別所あきらの存在。彼には最後にえ!!ってなりました。でも彼にしか理帆子は救えなかったと思う。

ドラえもんの道具とうまく絡めながら書かれた物語。私もドラえもん全巻読んでみたくなってしまいました。

 

第十位

殺人出産

 

殺人出産 (講談社文庫)

殺人出産 (講談社文庫)

 

 「コンビニ人間」を去年買って読んだので、この村田沙耶香さんが気になって図書館で借りて読んだ本です。

10人産んだら1人殺しても良い世界。斬新な設定ながら色々と考えさせられるものがありました。男性も子宮を移植して産み人になれるし、世の中はほぼ人工授精での出産。他の短編も面白かったです。

 

さて、今年読んだ中のおすすめ本紹介でした。

また来年も面白い本にめぐりあえるといいな。

積読本がたまっているので消化しないとな。