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【かわいい名前の処刑人】公開処刑人 森のくまさん

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著者 堀内公太郎

【内容】

公開処刑人「森のくまさん」。犯行声明をネットに公表する連続殺人鬼だ。捜査本部は血眼で犯人を追うが、それを嘲笑うかのように惨殺は繰り返され、世間は騒然となる。殺されたのはレイプ常習犯やいじめを助長する鬼畜教師など、指弾されても仕方ない悪党ばかりで、ネットには犯人を支持する者まで出始めていた。一方、いじめに苦しみ、自殺を図ろうとした女子高生の前に、謎の男が現れ…。

【感想】

★★★☆☆

このタイトル。「公開処刑人」「森のくまさん」インパクトがすごい。そして表紙のかわいらしいサイコパスくまさん。そしてヴィトンちっくなバッグ。カバーから期待させてくれます。

 

なかなかスピーディーな展開で、一気読み。あいだあいだに「森のくまさん」ができるまでの話があったり、緩急があってよかった。

 

中盤あたりから、「この人が犯人っぽい」と思っていたが予想的中!しかもよく見たらアナグラムになっていたんだな・・・。これにはびっくり。全然気づかなかった。犯人はなかなかのサイコパスでした。

 

最後は廃工場でどえらいことになっていき、「どうなるんだ、どうなるんだ!助けてお兄ちゃん!」みたいな感じでハラハラ読みました。

最後の明日香と琴乃の病院でのかけあい、その後のネットでの会話。続きが気になる・・・。この二人も立派なサイコパスになったんだな。

 

 

 

 

公開処刑人 森のくまさん (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

公開処刑人 森のくまさん (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)