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【誤植?が気になる】筆跡鑑定人・東雲清一郎は、書を書かない。 ~鎌倉の花は、秘密を抱く

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著者 谷春慶

【内容】

清一郎の毒舌、常時毛を逆立てた猫のような対応には、切ない理由があった……。
同級生・美咲の言葉により、自ら課していた呪縛を抜け出した清一郎だったが、まだまだ問題は山積み。
その上、相談事は次から次へと舞い込んできて――殺意を込められた書き文字、もう一度読み返したい本探し、
消えてしまった有名書家、早世した先輩が残した御朱印状に込めれた想い――。
鎌倉を舞台に、文字と書、人の想いにまつわる事件を描く大人気ミステリー、第3弾です!

 

【感想】

★★★☆☆

内容よりも、誤植?が気になりました。

誤植?と?がついているのは・・・・・

一回読んだだけで3回も同じ漢字で出てきたから。もしかして、これはわざとなの?私が知らないだけなの?著者の意図的なものなの?と感じた次第です。

 

誤植があるとなんかスラーっと読めなくて、え!ってここで躓いちゃうんですよね。

誤植があるのはまれに見かけるんですが、3回も同じ漢字が出てきたことはいままで気付かなかったのでとっても気になりました。

 

「学園祭」の省略形なんですが・・・

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最初にこのページ(p.87)で「あれ?」とひっかかりました。誤植かなー。学祭って略すよなーと思いつつ読んでいくと。

ちなみにそのまま半分くらいまでいくと「書とは言ませんよ」で脱字発見。

 

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あれ、また出た。(p.94)

 

そして

 

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そして最後、p.239にてまた出ました。

 

ちなみに「学際」という言葉はあるんですが

学際(がくさい、英語:interdisciplinary)とは、研究などがいくつかの異なる学問分野にまたがって関わる様子。

                           -Wikipedia

 なので、「学園祭」というものとは違う感じ。

やっぱりただの誤植なのかな。

 

その他にも気になる表現などがありましたが、誤字脱字が多いなあ。校正したのかな?

表現に関しては、同じ日に読んだ「小説の言葉尻をとらえてみた」のスタンスを尊敬し、スルーで。もしかしたら意図してのことかもしれないし。

 

アマゾンのレビューを見たら、どのコメントも「誤字脱字」が気になっていたみたいです。私だけじゃなかったのね。

 

「間違い探し」として楽しめる本なのかもしれませんね。

 

内容ですが、おじいちゃんの本を探すという話で、フォントの話が出てきました。文庫のフォントなんてそんなに気にしたことがなかったので、面白いなあと思いました。

 

そして最後、書展の作品は「美咲」をイメージして書かれた作品でした。

金子みすゞの詩なんですが、なんか素敵でした。実際の作品も見てみたいです。清一郎が照れるのもかわいらしかったです。

 

内容は結構面白かったのに、誤字脱字のせいでちょっと残念でした。

 

 

筆跡鑑定人・東雲清一郎は、書を書かない。 ~鎌倉の花は、秘密を抱く (宝島社文庫)

筆跡鑑定人・東雲清一郎は、書を書かない。 ~鎌倉の花は、秘密を抱く (宝島社文庫)