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【反省しない受刑者たち】女子刑務所ライフ!

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著者 中野瑠美

【内容】

覚醒剤で、逮捕4回、通算服役12年。

あの強盗殺人犯も、某カルト教祖の妻も、放火魔も、みんな同じ塀の中

いじめ、介護、出産、同性愛…獄中(なか)のリアルを全部ぶっちゃけます。

覚せい剤取締法違反で4回逮捕され、合計12年もの月日を獄中で過ごした中野瑠美。

男子刑務所とは違い、女子刑務所は、殺人犯も放火犯も万引き犯も、罪の重さに関係なくすべての受刑者が同じ施設に収容される。

そんな「犯罪者のるつぼ」ともいえる世界で、彼女たちはどのように過ごしているのか。

獄中内のヒエラルキーから、いじめ、高齢化問題、食事やおやつの内容や、性の問題まで、塀の外からはわからない、ムショのあらゆる日常を語りつくす。

 

【感想】

★☆☆☆☆

正直出回ってほしくない本です。

 

女子刑務所ライフと称された本書は、表紙通り刑務所の中でのあれやこれがわりと明るく描かれています。

 

著者は4度の覚せい剤での逮捕で合計12年の懲役生活。

 

でも書かれていたのは「受刑者は反省していない」とか「地獄を見る」とか書かれていたけれど、読んでいる普通の人間からしたら「そりゃもちろん人間としての尊厳は守られなければいけないと思うけど、地獄ではないだろ」という感じで。食事の件とかシャワーの混雑とか大変なことはあるだろうけど、「刑務所」なんだから・・・。むしろもっと地獄を見たほうがいいのではないかと思ってしまう。

 

著書は3人の子供がいて、小さいときから親に子供たちを預けて獄中ライフ。子供に会えないのは寂しいだろうけど、それでも4度も逮捕されているのはいかがなものか。そりゃあ覚せい剤はやめるの大変なんだろうけど、最終的に「私もやめられました」って書いてあったけど、最初の逮捕されたときにやめてほしかった。

1度刑務所ライフを送っただけの人が書いた本なら、ああ、反省したんだなと思えますが4度で合計12年の服役生活。

そりゃ子供もぐれて少年院にお世話になるかもね・・・・と嫌悪感を抱かずにはいられませんでした。

 

刑務官とのちょっとした恋愛みたいのも書かれていたり、とにかく「反省してなさ」が前面に出ていて、正直これは世の中に出回ってほしくない本だなあと思いました。

 

 

女子刑務所ライフ!

女子刑務所ライフ!