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【恐怖のストーカー探偵(笑)】片想い探偵 追掛日菜子

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著者 辻堂ゆめ

【内容】

見た目は清楚な女子高生、

しかし裏の顔は……

_人人人人人人人人人_ 
>合法ストーカー?! < 
 ̄^Y^Y^Y^Y^Y ^Y ̄ 

 

 

追掛日菜子は、舞台俳優・力士・総理大臣などを好きになっては、相手の情報を調べ上げ追っかけるストーキング体質。

しかしなぜか好きになった相手は、殺人容疑をかけられたり、脅迫されたりと毎回事件に巻き込まれてしまう。

今こそ、日菜子の本領発揮! 

次々と事件の糸口を見つけ出すがーー。

 

前代未聞、法律ギリギリアウト(?)の女子高生探偵、降臨!!

このミステリーがすごい!』大賞優秀賞作家が挑む、ノンステップミステリー。

 

【感想】

 ★★★★★

ギリギリアウト!!!な日菜子の追っかけ事件簿。

日菜子の推しはコロコロ変わるうえに幅広い。ある時はアイドル、ある時は力士、ある時は・・・総理大臣!

 

そんな日菜子は大学生の兄とアコーディオンカーテンで仕切られた部屋で寝ている。

なので毎回推しがの写真が兄の部屋の部分まで張られていて、ある時はアイドル、ある時はまわし一丁の力士、そしてある時はベッドの上の天井に「怨念」という映画に出ていた子役の写真!(これは笑いました)

 

そして兄はストーカー行為をする妹にやれやれと思いながらもそんな妹のお迎えをしたり、謎を解決するためにストーカーに付き合ったり、とにかく優しい。

私の推しは、間違いなくこのお兄ちゃん!

 

しかしストーカーのほうはなかなかすさまじいものがあり、SNSなどを利用したりして、「こんなことができるんだったら本当に気を付けないとな!」なんて思ったり。普通に恐怖です(笑)

 

連作短編方式で、「くすっ」とするエピソード「最後ぞわっ」とするエピソードそして「うるっとくる」エピソードまでいろいろ入ってます。

 

とても軽くて読みやすいミステリーなのでおすすめです。

「このミス」大賞作の『いなくなった私へ』や話題作『僕と彼女の左手』も是非読んでみたいと思いました。

 

 

 

片想い探偵 追掛日菜子 (幻冬舎文庫)

片想い探偵 追掛日菜子 (幻冬舎文庫)

 

 

いなくなった私へ (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

いなくなった私へ (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

 

 

 

僕と彼女の左手 (単行本)

僕と彼女の左手 (単行本)