【人気シリーズ、堂々の完結巻!】書店ガール7 旅立ち
著者 碧野圭
【内容】
中学の読書クラブの顧問として、生徒たちのビブリオバトル開催を手伝う愛奈。故郷の沼津に戻り、ブックカフェの開業に挑む彩加。仙台の歴史ある書店の閉店騒動の渦中にいる理子。そして亜紀は吉祥寺に戻り……。それでも本と本屋が好きだから、四人の「書店ガール」たちは、今日も特別な一冊を手渡し続ける。すべての働く人に送る、書店を舞台としたお仕事エンタテインメント、ついに完結!
【感想】
★★★★☆
いや、実は読んだことなかったんですよね、このシリーズ。
ドラマも見たことなくて。どうかなーと思いましたが、楽しめました。
是非1巻から買って読みたいなと思いました。
最初の中学生のビブリオバトル、面白いなと思いました。自分の生徒にもやらせてみたいなと思ったし、 私もやってみたいと思いましたし、出てきた本が読みたくなりました。
そして仙台の書店閉店騒動。読んでいてこちらも胃がきゅんとしめつけられるような思いがしました。歴史ある書店の店長、そこで働く人たち、そしてお客様たち、そしてその書店の大元の会社。SNSなどで噂が広められるとか、めっちゃありそうだし、板挟みのエリアマネージャー理子は胃が痛いだろう。そして最後の店長とのやりとりも、しんみりさせるような、切ない感じでとてもよかったです。
最後は亜紀が新しく店長として働くという前向きな感じで終わっていて、読後感がとてもよかったです。
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