【蛇神様の蛇的一部】神去なあなあ日常・夜話
著者 三浦しをん
【内容】
平野勇気、18歳。高校を出たらフリーターで食っていこうと思っていた。でもなぜか三重県の林業の現場に放り込まれてしまいーー。携帯も通じない山奥!ダニやヒルの襲来!勇気は無事、一人前になれるのか……? 四季のうつくしい神去村で、勇気と個性的な村人たちが繰り広げる騒動記!林業エンタテインメント小説の傑作。
【感想】
★★★★☆
夏休みに図書館で借りた本。林業とかなかなかスポットライトを浴びることもなく、知り合いにそういう仕事をしている人もいないので謎の職業だったし、正直興味もなかったんですが、面白かったです。
なんといっても登場人物が非常に魅力的だったんです。さすがしをんさんという感じですね。
自然との共生についても考えさせられるような暖かな物語でした。
夜話のほうではもうおばあちゃんが最高。
最初のほうに出てくる「蛇神様の話」で持っていかれました。下ネタやばい。
WOOD JOB!という映画にもなっているそうなので、観てみたいなと思いました。