【予想がつかない結末にびっくり】異類婚姻譚
著者 本谷有希子
【内容】
「ある日、自分の顔が旦那の顔とそっくりになっていることに気が付いた。」――結婚4年の専業主婦を主人公に、他人同士が一つになる「夫婦」という形式の魔力と違和を、軽妙なユーモアと毒を込めて描く表題作ほか、「藁の夫」など短編3篇を収録。第154回芥川賞受賞作!
【感想】
★★★★☆
こちらもアメトークで紹介されていた本。
上記のような内容紹介から、こんな結末になるとは思ってなかった!といい意味で裏切られる作品でした。
夫婦が似てくるという話から段々と不思議な展開になっていく。
石を挟んで石が段々と人の顔になっていくとか。
なんだか終始静かな感じでしたが、奇妙な感じを受けました。
なかなか自分では手に取らない本だと思うので、人の紹介本って面白いなあと思いました。
もやっとした気持ち悪さとか、奇妙さとか、そういうのが好きな人におすすめです。