【最後まで続く嫌な緊張感にページをめくる手が止められない。】火の粉
著者 雫井脩介
【内容】
累計55万部突破のミステリー。「私は殺人鬼を解き放ってしまったのか?」元裁判官・梶間勲の隣家に、二年前に無罪判決を下した男・武内真伍が越してきた。愛嬌ある笑顔、気の利いた贈り物、老人介護の手伝い……。武内は溢れんばかりの善意で梶間家の人々の心を摑む。しかし梶間家の周辺で次々と不可解な事件が起こり……。最後まで読者の予想を裏切り続ける驚愕の犯罪小説!
【感想】
★★★★★
ドラマやってましたよね。
最近ドラマを最後まで見ることが難しく、途中で挫折することがほとんど。
このドラマも途中まで見て、面白かったんだけど、続かず、ずっと気になっていました。
ということで小説を買って読むことに。
頭の中でユースケさんや優香さんなどのドラマのキャラが目まぐるしく動き、連続ドラマが私の中で2時間ドラマに変わりました。
面白かった!!!!!
やっぱドラマも最後まで見たかった!
心理描写や、状況設定がとても上手い!
武内の異常性に少しずつ気付きながらも、でももしかしたらこの人じゃないのかもと思わせてくる。
背中をバットで痛め付ける方法にはなるほど!と思いました。
充実した読書タイムでした。