著者 綿矢りさ
【内容】
自殺未遂をしたと噂される、小中学校時代の女友達。興味本位で病室を訪れた私は、彼女が自宅のバルコニーから飛び降りた驚きの真相を聞く…表題作のほか、「おとな」「トイレの懺悔室」「人生ゲーム」を収めた、綿矢りさによる世にも奇妙な物語。
【感想】
★★★★☆
綿矢りささんの本は久しぶりです。彼女がデビューしたころの物は割と読んだかな。
サイコホラー短編集。
掌編「おとな」
「トイレの懺悔室」
「憤死」
「人生ゲーム」
「おとな」は「え?これ綿矢りさの経験談?」なんて思っちゃいました。想像しただけで怖いです。
「トイレの懺悔室」はただ奇妙で怖かったです。
「憤死」はあるいみのおかしさなどもありました。ブラックな感じ。
「人生ゲーム」は「ザ・世にも奇妙な物語」っていう感じで。この中では一番好きだったかな。
移動時間などに軽く読めます。