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【娘を失った父親の悲しい復讐劇】罪の余白

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著者 芹沢央

【内容】

どうしよう、お父さん、わたし、死んでしまう―。安藤の娘、加奈が学校で転落死した。「全然悩んでいるようには見えなかった」。クラスメートからの手紙を受け取った安藤の心に、娘が死を選んだ本当の理由を知りたい、という思いが強く芽生える。安藤の家を弔問に訪れた少女、娘の日記を探す安藤。二人が出遭った時、悪魔の心が蠢き出す…。女子高生達の罪深い遊戯、娘を思う父の暴走する心を、サスペンスフルに描く!

 

【感想】

★★★★★

加奈は友人からの罰ゲームにより転落死。しかし事故なのか自殺なのかわからない父親は、加奈の日記を読み、娘をイジメていたとする咲と真帆に復習をすると誓う。

日記があるのでは、あったら自分たちのしたことがばれてしまうと、クラスメイトの偽名を使い加奈の家に訪れていた咲は、父親と日記を見つけてしまい、その日記を読んですべてが明らかになってしまい、復讐心を持った父親に対し、どうにかしなくてはと対策を練る。

咲と真帆の関係性や、それぞれの思惑、そして父親の同僚の早苗さんの心情がそれぞれ書いてあり、ハラハラしながら読んだ。

読みごたえも十分。面白かった。映像化もされているみたいです。

 

罪の余白 (角川文庫)

罪の余白 (角川文庫)

 

 

 

罪の余白

罪の余白