【鯉ケ窪学園、ふたたび】君に読ませたいミステリがあるんだ
著者 東川篤哉
【内容】
「推理」を愛するすべての人へ。
ミステリを書き、読むことの面白さが“過剰”に詰まったユーモアミステリの超快作、誕生!!
舞台は『放課後はミステリーとともに』の鯉ケ窪学園。高校に入学したばかりの僕は「第二文芸部」の部室に迷いこんでしまう。学園一の美少女(自称)である部長・水崎アンナは、自作のミステリ短編集を強引に僕に読ませるのだが――。
桜舞い散る季節に起きた『音楽室の殺人』、ハンドボール部員が襲われる『狙われた送球部員』、女子更衣室が舞台の『消えた制服女子の謎』……アンナがたくらむ大仕掛けを、僕は、そして君は見抜けるか!?
テンポの良い展開、冴え渡るユーモア、そして想像を超える大トリックに、一気読み必至!
「迷わず読めよ。読めばわかる!」(by水崎アンナ)
【感想】
★★★★☆
東川篤哉さんの小説は『放課後はミステリーとともに』と『謎解きはディナーの後で』を読みました。
この小説の舞台は『放課後はミステリーとともに』の鯉ケ窪学園。
第二文芸部に入れと水崎アンナの書いた小説をひたすら読み、ツッコむだけの小説。
私が面白かったのはやはり泥・・・・うっ・・・砲丸の話。
砲丸の正体に突っ込まざるを得ないし、こだわりを見せられても・・・・(笑)
本格ミステリーを読む感じではないですが、ライトノベルのような感じで軽く読めました。