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【家づくりをめぐるミステリー】名探偵はハウスメーカーにいる 家づくりは今日も謎だらけ

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著者 宮嶋 貴以

【内容】

一戸建てを購入するのは、一世一代の決断が必要だ。ましてや注文住宅となれば、外装や間取りなど決めることが多く、家族や親族の想いがスレ違ったり衝突したり…。そこではまさに、壮大なドラマが繰り広げられる。大手ハウスメーカーに入社し、特別営業本部に配属された平野清は、様々な「家」にまつわる謎と出会う。その謎を、特殊能力をもつ同僚と共に解き明かしていくうち、家族をめぐる、意外で感動的な物語が浮かび上がってくる。

 

【感想】

★★★★☆

特殊能力設定は特に必要なかったのではないかと思いますが、楽しく読めました。あとがきを見ると最初はもうちょっとファンタジックなものだったみたいなのでその名残かな。ファンタジックな必要性特にないかなと思いました。リアルっぽいほうが面白いので。

 

家族とハウスメーカーの物語。

それぞれの家族がいろいろな問題を抱えていて、それを解決しながらいいお家を提案していくというストーリー。

 

モラハラ夫の話もありえそうでとても嫌な感じがしたし、最後の家族がなくなってしまって転々とする少年とその子を引き取った女性の物語は思わず涙。どのエピソードも楽しく読めました。

 

また続編も出たらいいのになと思います。