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【恋と仕事、究極の選択】 金沢 洋食屋ななかまど物語

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著者 上田聡子 

【内容】

「千夏がいるから、この店は安泰ね」――亡き母の言葉を胸に、父の洋食屋を手伝う大学生の千夏には、好きな人がいた。

しかし美術を学ぶ大学院生の彼は、卒業とともに東京に戻ってしまう。

「この恋が叶うと、 店は……」。

恋心を押さえ店に立つ娘をよそに、身体を悪くした父が「お前の婿に」と店の後継者として新しいコックを連れてきた。

二人の男性の間で揺れる女心を古都・金沢を舞台に綴る純愛物語。

 

【感想】

★★★★☆

美味しいものと一緒に金沢の美術も描かれていて、とても金沢に興味を持てる一冊でした。

しかし美味しい話なのにずっとずっとほろ苦い。

 

親の洋食屋を継ごうとずっとがんばってきた千夏と、美術について勉強していて卒業後は東京へ行く丹羽さん。 そして婿にとななかまどにやってきた紺堂さん。

この三角関係が本当にほろ苦すぎてなかなかビターな恋愛小説でした。

 

最終的にすっきりするお話なのでよかったですが、読んでる間私も2キロやせた・・・(らいいのに)くらい悶々としてました。

 

でもこの本を読んで金沢に行ってみたくなりました。

 

 

金沢 洋食屋ななかまど物語 (PHP文芸文庫)

金沢 洋食屋ななかまど物語 (PHP文芸文庫)

  • 作者:上田 聡子
  • 発売日: 2020/07/08
  • メディア: 文庫