【これは泣く】クマの子ポーロ
著者 前田まゆみ
【内容】
親の子離れ、子の親離れできますか? 子育ての最終目的は、親離れできる子に育てること。そして親は、子離れできるようになること。その日に向かう日々の積み重ねは、親の、子の、生きる力になります。親子でいっしょにいられる時間は意外と短いことを、約2年で子育てを終えるツキノワグマの生態が教えてくれます。親子で過ごす日々がいとおしく、誇らしく思える絵本。『野の花えほん』などで人気の絵本作家、前田まゆみ先生最新作。愛らしいくまの子ポーロの成長の丁寧な描写はもちろん、場面を彩る細密な植物画も必見です!対象年齢:4・5才~。「あとがき」より:このお話は、猟師さんの間に伝わる「いちご落とし」という子別れの伝承をもとに描きました。その時期は、人間でいうと何才くらいになるのでしょうか。子育て中には、小さな子離れ・親離れのシーンがたくさんあると思います。そんなときに、親子の会話が生まれるきっかけになることを願って。
【感想】
★★★★☆
クマの親子を通して親離れ、子離れを描いた絵本です。とても絵がかわいく色鮮やかでちいさなお子様に読み聞かせるのにぴったりの本でした。クマの親子って本当にこうやって離れていくんでしょうか、クマの生態はわからないですが、きっとこの本はいつか子離れをしなければいけないお父さんお母さんにもおすすめです。