【バルセロナを再訪したい】ガウディの遺言
著者 下村敦史
【内容】
【感想】
★★★★★
ガウディをテーマにしたミステリ。
これを読み終わった後無性にバルセロナに行きたくなった。
ここから車で4時間ほど。
以前行ったとき、カサ・ミラに入らなかったことが悔やまれる。夏でものすごく湿気があり暑く、すごい行列だったし入場料が結構高くて、ガウディ制覇したかったけど、「ま、また来れるし今度」と思ってまだいっていない。
途中で「サグラダファミリアは2020年代に完成する」と書いてあったので、うわ!もうすぐだ!とおもったけど、最後にコロナで白紙に戻ったと書いてあり、『方舟』以来ですが、最後にガクッと来た。
カタルーニャ語、カスティーリャ語の暗号解読も面白かった。私が住んでいるあたりは「カタラン語」(つまりフランス側のカタルーニャ語)の地域で、標識やメトロの音声案内などにはカタラン語も使われている。少し身近に感じた。
バルセロナに行ったときロマの女の人が私の肩掛けカバンのファスナーを開けようとしていて、びっくりして彼女の手を思いっきりひっぱたいた。そんなスリの思い出などを懐かしいなと思いながら、この本を読み終えた。