【何者にもなれない中年になりたくない】「若者」をやめて、「大人」を始める
著者 熊代亨
【内容】
気が付いたらもう“いい歳”。
立派な「大人」になれた実感はありますか?
リアリティと現実のギャップに戸惑う人びとへ、新たな指針を示す人生論。
人生の選択肢が多様に広がったからこそ、生き方が定まりにくい。
それでも月日は流れ、いやおうなく私たちは年老いていきます。
「成熟のロールモデル」が見えなくなった現代において、
「若者」の立場を卒業し、「大人」を実践するとはどういうことか?
異なる世代との接し方、恋愛・結婚観、趣味との付き合い方。
充実した人生を送るためのヒント。
【感想】
★★★★☆
現在30代。若者ではいられない年齢。周りの同じくらいの年代の人やちょっと上の人達は、意外とまだまだ若い。若いとは思えても、年齢にしたら若いというだけで、若者であるわけではない。
女子会、アラフォー女子なんて言葉があるけれど、もはや女子でもない30代。
「若くある」ことと「若い」ことは別である。
ロールモデルは誰かいるかなあと考えていたら、やはり母が浮かんだ。私は母のような大人になれているだろうか。そしてこれからなれるだろうか。
少々不安だったけれど、この本を読んでいて大人になることへの気楽さが出てきた。周りの30代、40代の人に是非読んでもらいたい本でした。
「若者」をやめて、「大人」を始める 「成熟困難時代」をどう生きるか?
- 作者: 熊代亨
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2018/02/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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