【婚活の教祖、ここにあり】追い込み婚のすべて
著者 横澤夏子
【内容】
プロポーズなし! ? 作戦通りの追い込み婚! ?
白馬の王子様が絶滅した今、私たち女性はいかに結婚するのか?
その答えがここに!
夜景の見えるレストランに彼女を呼び出し、婚約指輪を「パカッ」。
そんな時代はもう終わった。白馬の王子さまはすでに絶滅。
それでも結婚したいと望むならば、答えはひとつ。横澤夏子が婚活パーティに100回以上通い、「関東近郊に住む次男坊」とタイプを定め、ありとあらゆる手を使って彼に“結婚しないこと"を断念させたテクニックを盗む以外にありません。
自身28歳の誕生日であり、入籍1年を迎える7月20日に発売する本書では、横澤夏子が男と出会い、軟禁(結婚)するまでに行った鬼の所業のすべてを明かします。
【感想】
★★★★★
婚活女子必読!!!
この本を読んで、横澤夏子さんのイメージがとてもよくなりました。
ものすごい努力家で、きちんと自分自身を見極めていて、行動できる。横澤夏子さんは、まさに血のにじむような努力をして結婚を勝ち取った人です。
知り合いに「顔で勝負できないんだから人生を逆算して婚活しろ」と言われた横澤夏子さん。なんと21歳の時から婚活パーティに顔をだしていたそうです。
私その時大学生だったし、結婚のことなんてうすらぼんやりとしか考えてなかったし。
21歳から婚活とか、よっぽどモテるだろうに、27歳でやっと結婚。しかも、条件を「関東近郊在住で次男」と絞ったのに結局長男と結婚した横澤夏子さん。若くても婚活市場って厳しいんだなと思いました。私も25歳の時に旦那と出会って数年付き合って、28で結婚しました。なので、本格的な「婚活」はしたことはないです。
婚活パーティ、いったことないので想像とか、テレビで見たりしかないんですが、彼女の婚活パーティレポはめっちゃ面白かったです。相手を陥れようとする顔サイズ半分の女、めっちゃ笑った。「月刊にいがた」購読したいくらいコラムが面白かったです。
料理教室に通い、「ピーマンの肉詰め」が究極の婚活料理だと語る。本屋で待ち合わせをして「料理本コーナー」で町、小脇に何冊か料理本を抱えながら、「作り置き料理」の本を手に取る。なんてあざとくて的を射た行動!婚活女子なら「なるほど!」と思うこと間違いないと思います。
よく雑誌やニュースサイト、コラムや広告で「30代からの婚活」「40代の授かり婚」なんてありますが、ほんと遅いんですよ30過ぎたら!っていうのを感じました。横澤夏子さんて顔の造形はまあ美人とは言えないかもしれませんが愛敬はあると思うし、背が高くてすらっとしてる。そんな彼女が21歳から血のにじむような努力してきて勝ち取った結婚。本当に「おめでとう!!幸せになって!」って思います。
30歳を過ぎたら彼女の婚活マニュアルを実行し、余裕ぶっこいてる場合じゃないよ!焦って!!!っていう風に思いますね。
社長さんや重役、めっちゃ金持ちとかセールスポイント持ってる人は余裕かもしれませんが。
世の中の30代以上の婚活女子でそんな飛びつくようなセールスポイントがある人、なかなかいないと思うし、みなさんそこそこ美人だと思います。「私は美人だから」っていうポイント、30歳を過ぎたら価値が下がります。身内にもそういう人いますが34歳、彼氏なしです。
彼氏を作るのもまず大切ですが、彼氏ができたらある程度追い込むのも大切ですよね。
年下彼氏とか5年とか付き合って放り出すとかいう鬼畜の所業をする人もいますし。
婚活、大変だと思うけど、これはほんと婚活のバイブルだと思います。
最後の対談も面白かったですが「近藤千尋さん」との対談はちょっとイラっとしました。かわいいけれどあんまり彼女は好きじゃないな。
婚活女子よ、買うべし。読み込むべし。
そして普通に面白いです。