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【幽霊屋敷ミステリー×プリティーウーマン】翡翠の色の、君だけの夏。「視える」修復士と洋館の謎

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著者 渡波みずき

【内容】 

さえない女子高生の樫原ひよりは、友人だったはずの綾子に騙され、「翡翠館」という軽井沢の別荘の修復作業に立ち会うことになってしまった。綾子の身替りとしてしぶしぶ足を運んだひよりだが、そこで出会った近代建築専門の修復士・遊佐孝仁とともに、翡翠館に隠された不思議な謎に巻き込まれていき――。こころが切なくあたたまる、青春×お仕事×ホラーミステリー

 

【感想】

★★★☆☆

献本で当たった本。

主人公ひよりは教会などのステキな建物を見るのが好きで、カトリックの学校に通う彼女はある日教会を見にいくとイケメン修復士に出会う。


ある日、友人綾子の別荘に招かれたひより。しかし約束の場所に行ってみると綾子は男連れで、ひよりに別荘の留守番を頼むとお金を渡される。


憤慨しつつ別荘に向かおうとすると以前教会で出会った修復士さんと再会し、その別荘の修復をするという彼に別荘まで送って行ってもらう。そこで仕事を手伝ううちにイケメンながら少し冷たい、でも時々優しい彼に少しずつ惹かれていくひより。


物語の途中になんだかプリティーウーマンを彷彿させるシーンがあり、読んでるこっちもドキドキしてきました。ラブの匙加減も絶妙で、ミステリー部分を殺さないいい感じ。
登場人物も沢山は出てこないので覚えやすいし、キャラクターも一人一人役割がしっかりしている。
玉緒さんと綾子さんの再会シーンはこちらもぐっときました。玉緒さんめっちゃ好き!
とても良かったです。きゅんとくるミステリーでした。