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ぶくぶくブックレビュー

読んだ本のレビューを書いています。

【2日間で14冊】角川70時間「全ページ無料試し読みフェア」

読友さんのつぶやきにて知った今回のキャンペーン、はっきりいってすごく良かったです。

prtimes.jp

ブックウォーカーのサイトで、会員登録しなくてもブラウザでサクサク読めました。

 

7000冊もあり、読みたい本を探すのも大変。そして探していくうちに「あ!これこの前新刊で買ったやつ!」なんてのもあり、新しいものもかなり読めました。とっても贅沢なキャンペーンでした。

 

では、少しずつ読んだ本の紹介をしたいと思います。

 

 ①ラブコメ今昔

ラブコメ今昔 (角川文庫)

ラブコメ今昔 (角川文庫)

 

 読んでみたかった自衛隊シリーズの短編。いやーものすごくきゅんきゅんしました。

特に、私は「オタクな彼」がかっこよかったです。オタクなのを隠して付き合い始めるんですが、要所要所めっちゃかっこいいんですよね。ブルーインパルスの旦那を持つ奥さんの話もとても泣けました。そして上司の娘と内緒で付き合ってる人の話も。やっぱり根本に「日本を守る」っていうのがあって、それが一番で、ものすごくかっこいいなと思いました。

 

塩の街

塩の街 (角川文庫)

塩の街 (角川文庫)

 

 「海の底」と「空の中」は昔読んだんですが、こちらも自衛隊三部作。ある日突然塩の塊が降ってきて、人が塩に代わってしまうという話。年の差カップルのラブストーリーです。こちらもきゅんとしました。

 

③きみのために青く光る 

きみのために青く光る (角川文庫)

きみのために青く光る (角川文庫)

 

 似鳥鶏さんの作品です。これは、「異能者」と呼ばれる、不安などが高じて「不思議な力」を持ってしまう人たちの短編集です。「動物に襲い掛かられる能力」「離れたところから生き物を殺すことができる能力」「年収がわかる能力」「心臓が止まる人がわかる能力」などなど。「年収が頭の上に出る能力」はちょっと面白いと思いながらも、そういうのって人と比べたりしてしまうし、やっぱりいやかなあなんて思いました。

 

④人間の顔は食べづらい 

人間の顔は食べづらい (角川文庫)

人間の顔は食べづらい (角川文庫)

 

安全な食料を求めた結果、自分のクローンなら食べてもいいとされる世界。クローン工場で働く和志は、実は秘密裏に自分のクローンを自宅で飼っている。自分のクローンの肉を射食べるってどんな気分なんだろう。なかなか気持ち悪かった。が、ミステリー的な要素もあって面白く読めた。最後の道尾秀介の解説もよかった。

 

⑤夜見師

夜見師 (角川ホラー文庫)

夜見師 (角川ホラー文庫)

 

 金髪の呪われた一族の息子が、ある屋敷に家政夫として雇われ、その雇い主と一緒に祟り神の入った箱をあけて祟り神を退治し、結果的に自分の呪いを解くことになる話。面白そうなのかなと前々から気になっていた作品で、この機会に読めたのはとてもありがたかった。こういったシリーズものは1巻を読んでから続けて買うか決めることが多いので。設定は面白かったかなとは思うけど、特に続けて買うことはないかなという作品でした。

 

孤狼の血

孤狼の血 (角川文庫)

孤狼の血 (角川文庫)

 

 ザ・ハードボイルドっていう感じですね。あまりハードボイルドは得意としないので最初はなかなか入り込めなかったのですが、最後結構来ました。映画化するらしいですね。ハードボイルド好きにはお勧めです。

 

⑦黒猫王子の喫茶店 お客様は猫様です

黒猫王子の喫茶店 お客様は猫様です (角川文庫)

黒猫王子の喫茶店 お客様は猫様です (角川文庫)

 

 キャラクター小説も、普段あまり買うことがないので、この機会にたくさん読みました。なんといっても軽く読めるし。気分転換には最高。

このお話は川で捨て猫を拾った無職主人公が、「猫の恩返し」というべきか、人間に変身したイケメン猫と一緒に喫茶店で働くお話です。イケメン猫がたくさん。ちょっと面白かったです。猫好き、イケメン好きにはお勧め。

 

⑧最後の晩ごはん 師匠と弟子のオムライス

 最後の晩御飯シリーズ、もうこんなに出てたんですね。幽霊が現れる「ばんめし屋」のお話です。途中から読んでいなかったのですが、この機会に続きを。夏神さんのルーツを知ることのできた巻でした。面白かったです。そろえるか迷う。

 

⑨謎の放課後 学校の七不思議

謎の放課後 学校の七不思議 (角川文庫)

謎の放課後 学校の七不思議 (角川文庫)

 

 アンソロジーっていうんですかね。学校の七不思議をテーマにいろんな作家さんが書いたものを集めた本です。ダントツで辻村深月さんの花子さんが面白かったです。でも七尾与史さんのも面白かった。むしろ図書館の本がごっそり消えたほうが気になります。こういうのは新しく読んでみたい作家さんを見つけるのにいいですね。ショートショートも面白かったです。

 

⑩あいるさん、これは経費ですか? 東京芸能会計事務所

 モデル目指して上京したイケメン男子が、あこがれているアイドルを追いかけてたどり着いたのが芸能界専門の会計事務所で、そこで働くことになる話。所長のあいるさんも元アイドル。確定申告とか、いろいろとわかりやすくテンポもよく読めました。

 

⑪家政婦トミタ

家政婦トミタ (角川ホラー文庫)

家政婦トミタ (角川ホラー文庫)

 

 怖い怖い。家政婦トミタの狂気がある一家を襲う。旦那が自殺し、旦那の家で暮らしていた富田が家政婦となって旦那の元雇い主の家で働く。結局なんで富田がこういうことをするようになったのかよくわかんなかったけど、怖くて一気読みで面白かったです。

 

⑫わが家は祇園の拝み屋さん

わが家は祇園の拝み屋さん (角川文庫)

わが家は祇園の拝み屋さん (角川文庫)

 

 こちらもシリーズもので人気があったみたいなので読んでみました。かわいらしいお話で、どことなく「下鴨アンティーク」シリーズに雰囲気が似ています。舞台は京都、不思議な力が出てくる感じで。続きも読んでみたいなと思いました。

 

⑬遺跡発掘師は笑わない ほうらいの海翡翠

 キャラクター小説かなと思って読んでいたけれど、なかなか骨太な感じでした。遺跡発掘とかなかなか関わることはないけれど、面白かったです。

 

⑭ご機嫌な彼女たち

ご機嫌な彼女たち (角川文庫)

ご機嫌な彼女たち (角川文庫)

 

 シングルマザーである4人の女性に焦点を当てた本。そえぞれ離婚や死別、未婚などで夫がいなく、子供のことや恋やいろんなことで悩みを抱えていて頑張っている女性たち。力を与えてくれる本だった。最後、結婚式ではうるっときました。勇気づけられます!

 

そしてこのあたりで最後30分を残したので断念。

夜も眠れないくらい(ベッドで22時から1時くらいまでで3冊読みました)夢中になりました。活字シャワーをたっぷり浴びた感じです。

 

角川文庫様、素晴らしいキャンペーンでした!

次回もっと推しの本などをわかりやすく検索できるともっといいなと思いました。なんせ数が多すぎて検索してもしても最後のページまでたどり着けない。