【「防犯探偵・榎本」シリーズ 】狐火の家・鍵のかかった部屋
著者 貴志祐介
【内容】
・狐火の家
長野県の旧家で、中学3年の長女が殺害されるという事件が発生。突き飛ばされて柱に頭をぶつけ、脳内出血を起こしたのが死因と思われた。現場は、築100年は経つ古い日本家屋。玄関は内側から鍵がかけられ、完全な密室状態。第一発見者の父が容疑者となるが……(「狐火の家」)。表題作ほか計4編を収録。防犯コンサルタント(本職は泥棒?)榎本と、美人弁護士・純子のコンビが究極の密室トリックに挑む、防犯探偵シリーズ、第2弾!
元・空き巣狙いの会田は、甥が練炭自殺をしたらしい瞬間に偶然居合わせる。ドアにはサムターン錠がかかったうえ目張りまでされ、完全な密室状態。だが防犯コンサルタント(本職は泥棒!?)の榎本と弁護士の純子は、これは計画的な殺人ではないかと疑う(「鍵のかかった部屋」)。ほか、欠陥住宅の密室、舞台本番中の密室など、驚天動地の密室トリック4連発。あなたはこの密室を解き明かせるか!? 防犯探偵・榎本シリーズ、第3弾!
【感想】
★★★★★
kindle unlilitedでもう少しで消えそうだったので慌てて読了。
1巻は一つのお話でしたが、2,3巻は短編になっていて読みやすかったです。
ちょろちょろと青砥純子のナルシストぶりが面白いです。
両方とも、表題作が面白く、そして悲しい事件でした。
まだまだ防犯探偵・榎本シリーズは続いているようですので機会があったら読んでみたいなと思いました。