【着物好きにはたまらない】下鴨アンティーク1-6
著者 白川紺子
【内容】
アンティーク着物をめぐるミステリー。京都、下鴨――。高校生の鹿乃は、旧華族である野々宮家の娘だ。両親を早くに亡くし、兄の良鷹と、准教授をしている下宿人の慧と三人で、古びた洋館に住んでいる。アンティーク着物を愛する鹿乃は、休日はたいてい、祖母のおさがりの着物で過ごす。そんなある日、「開けてはいけない」と言われていた蔵を開けてしまう! すると、次々に不思議なことが起こって…!?
【感想】
★★★★☆
これは・・・完全なるジャケ買いです。
表紙がほんとに好き。着物にまつわるミステリーで、この表紙は本に出てくる着物の柄にちなんでます。
着物、私も着付けを習っていて、母親のおさがりがほとんどなんですが、それを着たり。なかなか着る機会がないんですけどね・・・・。残念ながら。
大正ロマンとかも大好きなんですが、なんせ私身長高いほうなんでそういった素敵な古着の着物とか、つんつるてんで切れないことがほとんど。着れる人が本当にうらやましいです。
この小説の中、もうほんとに素敵な着物だらけ。着物好きなら絶対ときめきます。読みながら頭の中で着物を描いてます。
ちなみにこの本を載せているランチョンマット、着物の帯で作りました。1000円で出ていたちょっと汚れのあった帯を切って、6個のランチョンマットに。素敵ですよね。普段使いというよりは、お客様が来た時に使ってます。
さて、内容はというと、おばあちゃんから譲り受けた蔵の中の着物、いわくつきのものばかりなんですが、着物に変なことが起きるんで、謎を解いて着物をもとの柄に戻すというストーリーです。
骨董屋の怠け者お兄ちゃんと、大学の准教授である慧ちゃんと3人で暮らす高校生の鹿乃。鹿乃は慧ちゃんに片思い中。恋がなかなか発展しません・・・・。
そこまでキュンキュンする話ではないですが、6巻の「暁の恋」にて初キュンきました!
新刊「白鳥と紫式部」も出てるみたいなので次回帰国時に買ってこようかと思います。
下鴨アンティーク 神無月のマイ・フェア・レディ (集英社オレンジ文庫)
- 作者: 白川紺子,井上のきあ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2016/07/20
- メディア: 文庫
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下鴨アンティーク 回転木馬とレモンパイ (集英社オレンジ文庫)
- 作者: 白川紺子,井上のきあ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2015/06/25
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