プロフェッショナルな読者 グッドレビュアー 500作品のレビュー 80% VIPメンバー NetGalley.JPベスト会員2021

ぶくぶくブックレビュー

読んだ本のレビューを書いています。

【着物好きにはたまらない】下鴨アンティーク1-6

f:id:piyopiyobooks:20180219082050j:plain

著者 白川紺子

【内容】

アンティーク着物をめぐるミステリー。京都、下鴨――。高校生の鹿乃は、旧華族である野々宮家の娘だ。両親を早くに亡くし、兄の良鷹と、准教授をしている下宿人の慧と三人で、古びた洋館に住んでいる。アンティーク着物を愛する鹿乃は、休日はたいてい、祖母のおさがりの着物で過ごす。そんなある日、「開けてはいけない」と言われていた蔵を開けてしまう! すると、次々に不思議なことが起こって…!?

 

【感想】

★★★★☆

これは・・・完全なるジャケ買いです。

表紙がほんとに好き。着物にまつわるミステリーで、この表紙は本に出てくる着物の柄にちなんでます。

 

着物、私も着付けを習っていて、母親のおさがりがほとんどなんですが、それを着たり。なかなか着る機会がないんですけどね・・・・。残念ながら。

大正ロマンとかも大好きなんですが、なんせ私身長高いほうなんでそういった素敵な古着の着物とか、つんつるてんで切れないことがほとんど。着れる人が本当にうらやましいです。

この小説の中、もうほんとに素敵な着物だらけ。着物好きなら絶対ときめきます。読みながら頭の中で着物を描いてます。

ちなみにこの本を載せているランチョンマット、着物の帯で作りました。1000円で出ていたちょっと汚れのあった帯を切って、6個のランチョンマットに。素敵ですよね。普段使いというよりは、お客様が来た時に使ってます。

 

さて、内容はというと、おばあちゃんから譲り受けた蔵の中の着物、いわくつきのものばかりなんですが、着物に変なことが起きるんで、謎を解いて着物をもとの柄に戻すというストーリーです。

骨董屋の怠け者お兄ちゃんと、大学の准教授である慧ちゃんと3人で暮らす高校生の鹿乃鹿乃は慧ちゃんに片思い中。恋がなかなか発展しません・・・・。

そこまでキュンキュンする話ではないですが、6巻の「暁の恋」にて初キュンきました!

新刊「白鳥と紫式部」も出てるみたいなので次回帰国時に買ってこようかと思います。

 

 

 

 

 

 

 

下鴨アンティーク 白鳥と紫式部 (集英社オレンジ文庫)

下鴨アンティーク 白鳥と紫式部 (集英社オレンジ文庫)

 
下鴨アンティーク 雪花の約束 (集英社オレンジ文庫)

下鴨アンティーク 雪花の約束 (集英社オレンジ文庫)

 
下鴨アンティーク 神無月のマイ・フェア・レディ (集英社オレンジ文庫)

下鴨アンティーク 神無月のマイ・フェア・レディ (集英社オレンジ文庫)

 
下鴨アンティーク 暁の恋 (集英社オレンジ文庫)

下鴨アンティーク 暁の恋 (集英社オレンジ文庫)

 
下鴨アンティーク 回転木馬とレモンパイ (集英社オレンジ文庫)

下鴨アンティーク 回転木馬とレモンパイ (集英社オレンジ文庫)

 
下鴨アンティーク アリスと紫式部 (集英社オレンジ文庫)

下鴨アンティーク アリスと紫式部 (集英社オレンジ文庫)

 
下鴨アンティーク 祖母の恋文 (集英社オレンジ文庫)

下鴨アンティーク 祖母の恋文 (集英社オレンジ文庫)