【胸が締め付けられる】ある犬のおはなし
著者 Kaisei
【内容】
殺処分ゼロを願って描かれた手作り絵本が待望の書籍化。
「きっとあなたも、ぼくに会えるのをまっているよね・・・」 いま、この国で、年間12万頭もの犬や猫の命が 人の手によって失われています。
この子たちは「モノ」ではありません。
この子たちには「喜び」も「悲しみ」もあります。
いま、この国で、起きていることを知ってください。
「きっとあなたも、ぼくに会えるのをまっているよね・・・」 いま、この国で、年間12万頭もの犬や猫の命が 人の手によって失われています。
この子たちは「モノ」ではありません。
この子たちには「喜び」も「悲しみ」もあります。
いま、この国で、起きていることを知ってください。
【感想】
★★★★★
読んで心が締め付けられました。
実は、事情はあれどペットを手放したことがあります。
その犬は私の知らないところで他人に飼われ、しばらくして亡くなったという報告もありました。どのようにして亡くなったのかわかりませんが、それ以来ペットを飼うのが少し怖いです。幸せにしてあげられるのか、最後まで責任をもって看取ってあげることができるのか。
現在は海外在住なので一時帰国の際どうするかと考えただけでも飼うことはできません。
実家には20歳になろうとする猫がいて、毎年、次はあえなくなってしまうかもなんて考えたりもしています。
この本は子供にもわかりやすく絵本で書かれていて、残虐なことも書かれてはいません。でも小さい子供ながらも痛みを感じられる内容になっています。ペットを飼う前に、そしてペットがいるお家で是非読んでほしいと思いました。