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【和風イケメン、酒に溺れて管をまく】筆跡鑑定人・東雲清一郎は、書を書かない。 ~鎌倉の猫は手紙を運ぶ

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著者 谷春慶

【内容】

 大学一の有名人かつアンタッチャブルな存在――東雲清一郎。
美咲は祖父の手紙の鑑定を通して、彼と知り合うが、清一郎の毒舌は相変わらずで……。
黒猫を通して、飼い主との間ではじまった文通。徐々に育まれる恋心。が突然、途絶える返事。
宙ぶらりんな思いにケリをつけようと、猫の手紙を手かがりに、美咲と清一郎の人探しがはじまる――
「文字は嘘をつかない。本当に鑑定していいんだな?」。
鎌倉を舞台に、文字と書、人の想いにまつわる事件を描く、大人気ミステリー、第2弾です。 

 

【感想】

★★★★☆

最初の頃はなんだか気になっていた、東雲清一郎の話し方。

「こんな男イケメンでも面倒くさいな」と感じていたけれど、だんだん慣れてきて癖になってきている自分がいる。

 

今回は最後のほうで美咲が東雲清一郎に対して恋心を抱いていることに気付く。

冷たいけれど、方向音痴というちょっと抜けたところがあり、肝心な時には守ってくれるイケメンならそりゃあ惚れるだろうね。

将来的にSEになりたいという清一郎。書全く生かせないじゃん!けど現実的に、確かに向いているよ・・・。そういう仕事。

今回は書展に向けて書を書こうとするが、母の書を見て絶望し、酒に溺れて管をまいている清一郎が出てきます。汚い部屋で紙パックの安い日本酒を飲みまくってるイケメン、嫌だな(笑)

 

最後の話、千利休の鑑定をする話が面白かったです。

詐欺師と思われる落合が、またもやイケメン設定なのはちょっとうんざりですが(笑)

そんなに世の中にイケメンいないよ!!!