【号泣必至】旅猫リポート
著者 有川浩
【内容】
野良猫のナナは、瀕死の自分を助けてくれたサトルと暮らし始めた。それから五年が経ち、ある事情からサトルはナナを手離すことに。『僕の猫をもらってくれませんか?』一人と一匹は銀色のワゴンで“最後の旅”に出る。懐かしい人々や美しい風景に出会ううちに明かされる、サトルの秘密とは。永遠の絆を描くロードノベル。
【感想】
★★★★★
これは泣きます。
サトルが猫を手放さなければならない理由は予想通りでしたが、まさかもっといろいろ抱えていたとは思わなかった。
そんな事情を抱えながらも「自分は不幸ではない。幸せだった。」と言えるサトル。
その気持ちに大号泣必至。
猫目線で語られることも、こちらをうるっとさせてきました。