【えらく風変わりな主人公とその家族の謎】暗黒残酷監獄
著者 城戸喜由
【内容】
家族って何なんですか
同級生の女子から絶えず言い寄られ、人妻との不倫に暗い愉しみを見いだし、友人は皆無の高校生・清家椿太郎。ある日、姉の御鍬が十字架に磔となって死んだ。彼女が遺した「この家には悪魔がいる」というメモの真意を探るべく、椿太郎は家族の身辺調査を始める。明らかとなるのは数多の秘密。父は誘拐事件に関わり、新聞で事故死と報道された母は存命中、自殺した兄は不可解な小説を書いていた。そして、椿太郎が辿り着く残酷な真実とは。
選考会に賛否両論を巻き起こした前代未聞の若き才能が誕生。
第23回日本ミステリー文学大賞新人賞史上最年少受賞作 !
【感想】
★★★☆☆
話はまあまあ面白いんですが、いかんせん名前が奇をてらいすぎていて読みづらい。
椿太郎。これでちゅんたろう。スズメかよ!
他の家族とかも名前が分かりづらく漢字も読みづらい。途中から「パパ」「じじ」「ママ」「姉」「兄」とかに勝手に読みかた変更しました。ほんとそこもっとスッと読ませてほしい。この名前のせいでだいぶ読みづらい。
あと文章もなんだか回りくどい感じがしてだんだん慣れていったものの好きではないかな、この文章・・・・。好きな人は好きなのかもだけど。
話自体はよかったし、もっとスッと読めてたらよかったなあと思いました。
あとは主人公がよくわからん。つかめない。
キャラ自体もみんな狂っている人ばかり出てきたので正直読むのはしんどかったです。