【幽霊の記憶を夢で見る】ただし、無音に限り
著者 織守きょうや
【内容】
推理小説の名探偵に憧れて開設した〈天野春近探偵事務所〉。主な依頼は浮気調査と理想通りとはいかないが、ときに知人の弁護士からまさに探偵らしい依頼が舞い込むこともある。しかし、それは春近の特異な体質を当てにしてのものだった。持病が原因で亡くなった資産家の死の調査、二年前に借金を残して行方をくらましていた失踪人の捜索――”霊の記憶が視える”探偵、天野春近が挑む二つの難事件を描いた、霊能力×ミステリ!
【感想】
★★★★☆
織守きょうやさんは、『記憶屋』を全巻文庫で買いました。
それから織守きょうやさんの作品は読んでいなかったので久しぶりに読みましたが、面白かったです。
幽霊の見える探偵。しかも、声は聞こえないけれどその幽霊のそばで寝るとその幽霊の記憶が見える。
最後のエピソードの旦那さんの行方が気になるところですが、面白く読めました。
中学生男子との絡みが結構好きだったー。シリーズ化するのかな。